2021-06-07 第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
一千兆という負債だけ見ればすごい数字ですが、通常、財務状況は資産と負債両面で見るのが適当であり、財務省は現金化が難しいと言うでしょうけれども、令和元年度の国の連結バランスシートでは、資産と負債の差額はマイナス約五百兆まで、GDPと同水準まで下がります。
一千兆という負債だけ見ればすごい数字ですが、通常、財務状況は資産と負債両面で見るのが適当であり、財務省は現金化が難しいと言うでしょうけれども、令和元年度の国の連結バランスシートでは、資産と負債の差額はマイナス約五百兆まで、GDPと同水準まで下がります。
この資産、負債両面でのこの十二年間での数字をたどってまいりますと、このように概略言えるんではないかというふうに思います。 その上で、三点ほどこの十二年間の銀行経営の変化ということについて、特に金融機能の再生ということがテーマであることから私なりにまとめてみますと、一つはやはり銀行は萎縮しているということだと思います。不良債権問題に懲りて貸出しなど積極的な信用創造活動ができていない。
そこで、このように郵貯は、資産、負債両面で常にリスクにさらされておりますけれども、この郵便貯金の抱えるリスクの管理を具体的にどのように行っていくのか、総務省に見解をお聞きしておきたいと思います。
バブル経済の後遺症もあって、我が国の金融機関は今なお巨額の不良債権を抱え、資産、負債両面が不当に膨れ上がり、国民が額に汗して蓄えた資金を預けられても、これを有効に活用できない体質に陥っております。 この体質は、長い間、護送船団方式とも言われる規制に守られ、内外の競争から隔離されてきたことによってもたらされました。
本当を言いますともっと複雑な計算が必要でございまして、長期をどうするかという問題が資産、負債両面でございますが、短期だけで一応考えますと、九千八百億円の支払い利子減少に対して受取利子減少が約五千四百億円、きわめてラフに申しまして、一%に対して四千億円余りのネット金利負担軽減額という計算が一応できますが、先ほど申しましたように……(正木委員「一%ですね」と呼ぶ)はい。